介護施設の夜勤の勤務時間 夜勤手当はいくら？
介護は利用者に２４時間関わっていく必要があるため、日中帯の勤務以外に夜勤勤務もあります。介護施設の勤務形態は２交代か３交代のどちらかのシステムが採用されており、わたしが知る限りほとんどが２交代で勤務が組まれていると思います。
２交代の夜勤の勤務時間は１６～１８時間の勤務が多いようです。
３交代ですと８時間の勤務が多いです。
夜勤手当は１回2000～8000円と金額に開きがあります。
| 勤務体制 | 勤務時間 | 休憩時間 |
| ２交代 | ８時間 | １時間 |
| ３交代 | １６～１８時間 | ２～３時間 |
【ケアきょうアンケート】
施設に勤務されている介護職の皆様にお聞きします！
夜勤１回あたりの勤務時間は？
— ケアきょう【公式】 (@CareKyo) 2018年2月14日
実際のアンケートでも１６～１８時間が多いという結果が出ています。２交代の勤務体制の施設が多いということですね。
２交代の出勤時間は夕方１６時前後で退勤時間は９時前後になります。
３交代は、夜間帯の勤務が準夜勤と深夜勤に分かれていて準夜勤は夕方に出勤して０時まで。深夜勤は、０時頃に出勤して９時前後の退勤になります。
夜勤手当は大事
給料の面では夜勤勤務を行うと夜勤手当が支払われます。夜勤手当も事業所により金額が違います。相場としては、2000円～8000円くらいになっています。
5000円以上の手当てが払われる施設は手当として充実していると考えていいでしょう。安いと1500円しか手当がでないという施設も聞いたことがあります。
人材派遣会社で条件の良いところですと1回の夜勤で30000円～35000円支払われるところもあります。
夜勤手当は、資格の有無に関わらず同じ金額が支払われます。夜勤手当は施設によって金額に開きがあります。
介護施設に就職すると月に夜勤勤務が平均４～６回あたると思います。
人材不足で勤務が回らないところは８～９回あたる場合もあります。お金を出来るだけ沢山稼ぎたい人は夜勤の回数が多い施設を選ぶと良いでしょう。
夜勤手当の金額差で月の手当てにどれくらいの差が出るのでしょうか？
| 夜勤月4回 | 夜勤月６回 | |
| 夜勤手当3000円 | 12000円 | 18000円 |
| 夜勤手当5000円 | 20000円 | 30000円 |
| 差額 | 8000円 | 12000円 |
上の表のように夜勤手当が１回2000円違うだけで月に貰える手当の差額が大きくなります。
夜勤の回数が増えるにつれて金額の差も大きくなっていきます。わたしは勤務先を選ぶ際に夜勤手当の額を選考基準のひとつにしています。
介護職は、基本給が安く、手当が安いと総収入も安くなりますので手当の金額はとても重要です。
現実的に考えて月１万円収入が違うだけで外食行くことや好きなものを買うことが出来る余裕が出来ます。
ですので働く施設を選ぶ際は夜勤手当や資格手当、処遇改善手当がいくら貰えるかを面接時に確認するようにしましょう。
介護業界に就職する際に最初にネックになるのが給料が安いと言われていることだと思います。実際、給料が安い施設は結構あります。
しかし、就職先をきちんと探せば就職して１年目から年収３００万円以上貰える施設はあります。
よくネットやニュースで話題になっているように現在介護業界では人材が不足しています。
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